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JPN'21: Sound CRACK

by 伊吹悠 - Yu Ibuki

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1.
遥かへ向かう その君の声が雷鳴と化した 怯む畏怖の音 あの空を駆けた 序章へ続く 間もなく廻る星 空に翳せば唄う淘汰の熱 ただ漂うのみ 知の奥の身の奥の誰も皆舞い 色褪せて翔ばされた 汚されて 不可欠なその唄に目を覚ます パレードに置き去りのままで
2.
まだ聞こえる応答 まだ明日の絵を描く鼓動に吼えよ 殺して枯らした向日の帆へ カロンが巡る音 怒涛の脅威列強 斑になった眼を開く 日々濡れ 模倣の經緯絶叫 無謀に散ったメロス ひらり散らした 笑みで割れた君の盾 栄光もの 灯を消していく、消えた子供の影 プロパガンダ 脳に咲く まだ聞こえる応答 まだ明日の絵を描く鼓動に吼えよ 殺して枯らした向日の帆へ カロンが巡る音 這う 華美に包まれた 追い駆けた君の音 舞う度に阻まれた 僕だけの君の音 残響のみ残っていた 後光纏い結構 無謀でもいい明日が来るのは明日 甞ての負いとリセットを 幻の応答きらり滲んだ 身の振り方会得せず   大言壮語甚だしい もう終わりゆく物なら プロパガンダ もう要らず もう聞こえぬ応答 見た過去の絵を描く鼓動も要らぬ 生かして咲かすほどの価値も無く 未来など無い ■ ”まだ聞こえる応答” ”今日明日の絵を見る鼓動が吼える” ”それでも思い出した向日の帆へ、未来が巡る音”
3.
触れた記憶こそ希望の傀儡 彼方へ散った 選んだ通りに 揃わない 面通しよ 名実と虚偽の合間刻んで縫った 誰かが呼んだ 貫いた誇りのまま 自ら綻んだ傷を塞いだ 頁を残した 終章の廻 どうかした過去も今も 引き継いだ過渡みたいだ 食ず嫌いだ ただ悲しくて 望んだのは僕だけどそうじゃないと 英霊を讃えた群衆の意識 叩き合いの合図 英雄のようでそうじゃない心が 濾過した意識と住んでいたのは 定型で済ましてきた未来よ 今日も送り出した想像と 矛盾ばかりの騙し合い 狼狽だ 軽率さもご自身よ 要は預かっといて礼をすることはない どう歩いてきたんだっけ? 自分の声を聞いちゃいない 触れた手を伸ばす 色のない頁の向う側 猛火で焦げ付く冒頭でも 名実と虚偽の合間刻んで縫った 誰かが呼んだ 貫いた誇りのまま 相反のメス拓いた道の上 爛れた自身と模倣の画 どうかした僕と君は 強いられた過去みたいだ 言わずもがな ただ寂しくて 望んだのは僕だ 君じゃない 英霊を讃えた群衆の意識 叩き合いの合図 英雄のようでそうじゃない心が 濾過した意識と住んでいたのは 定型で済ましてきた未来よ 今日も送り出した想像と 矛盾ばかりの騙し合い 狼狽だ 軽率さもご自身よ 要は預かっといて礼をすることはない どう歩いてきたんだっけ? 世界の声を聞いちゃいない 英霊を殺した群衆の意識 英雄のようでそうじゃない心が 濾過した意識と話していたんだ 定型で済ましてきた未来だ今日は 葬って想像をすることもない探り合い 狼狽だ 軽率さもご自身よ 要は透明のようでそうじゃない正義の眼 どう歌ってきたんだっけ? 自分の声を覚えちゃいない
4.
あの廊下は影法師の色 転げ落ちたモノクロの陽炎と 錆びた鉄棒の匂い 本当のこと あのレールも朽ちた桜も あの日出会った街角も 濡れた傘貸したのも いつか忘れる 本当のこと 零していく記憶は大地を潤していくと デジャブみたいな夜が てんでおかしな話だ そうだったこうやっていつだって 何度も交わしていく 約束を旋律を裏切った言葉 伝わったことが何かも わかることなく過ぎていった胸騒ぎも どれだって忘れていくの 忘却とはこういうものだ 欲と離れた場所にある それは美しく非ず 落ちていく 本当のこと 巡れる季節もあと何度のことだろうかと デジャブみたいな夜で てんでおかしな話だ そうだったこうやっていつだって 何度も交わしてきた 約束を旋律を裏切ったことは 憶えていたいよずっと そうなんだこうやっていつだって 忘れていく また嘘を歌っていくの 誰かが掬った音 何度記憶零そうとも
5.
聞いたか? 物語を書き換えた音が 間近で鳴るも気づかない 痛いと叫んでも応えない 言葉の往来 すれ違うだけ 見たか? ヒエラルキーが見せた巨大な塔 崩壊に誰も気づかない 見たいと望んでも実らない 立場の往来 すれ違うだけ 主日く 「生命の汚れにキスをした 手を見ろ 血を見ろ」 聞いたか? 算盤をカツカツと弾く音を 生命の勘定 端数 捨て 実態を知ろうとしない方がいい 世界に失望するだけ 主日く 「生命は汚れた 前を向け 目を見ろ 卑怯者よ」 まあだだよ 一人きりの記憶を探した 上手な隠れんぼ 誰も見つけられないから 一人待ったんだ  生命を探した 見たか? 物語が霞んでいく様を 間近で君を包んでいく ピタリと止まった世界崩れ 光と共に消えていく 生命掬えどこぼれていく 見ろ 見ろ 消えていく まあだだよ 一人きりの記憶を探した 上手な隠れんぼ 誰も見つけられないから 一人待ったんだ  生命を探した昨日と 世界にけりをつけた今日 誰も居なくなるさいつか 一人待ったんだ 終わりを
6.
遥かへ唄う その君の声が雷鳴と化した 続くルートの画 あの空隔てた 終焉へ向かう 間もなく墜ちる空 星は朽ちれど奮う喉の悦 ただ、ただいるのみ 知の奥の身の奥の誰も皆舞い 色褪せて翔ばされた 汚されて 不可欠なその唄に目を覚ます パレードに置き去りのままで 遥かへ向かう その君の声が雷鳴と化した 怯む畏怖の音 あの空を駆けた 序章へ続く 間もなく廻る星 空に翳せば唄う淘汰の熱 ただ漂うのみ 知の奥は身の奥は誰もいない 愛は褪せて残された僕だけが 唄い繋げた空は不可欠な君と 無傷な眼を殺す

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released December 26, 2021

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伊吹悠 - Yu Ibuki Japan

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